ワインの最近のブログ記事

なんてヤワな左肩。。お話しにならないわっ。

高校生のときは、ラグビー部のマネージャーをしていたので

校庭を何週も、重いタックルマシーンを起き上がらせていたのに。。

おととい持ち上げたのは、だって、たった6ケースなんですもの。

ほんとにびっくり。。

でも、シェフの殺人的?なマッサージによって

随分良くなりました。シェフ、ありがとうございました。

また、ブログを読んでバンテリンを差し入れてくださったK様。

ありがとうございました。^^


さて、今日もとりあえず地下に 。

御預かりしているワインですが、

熟成により、美しい色と艶をたたえたワイン。

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去年、同じワインの味をみさせてもらったけれども

本当に美味しかった〜〜〜><

世の中には、こんなに美味しい飲み物があるのかーと

しみじみ、しみじみ...した思い出が。。。


御預かりしているワインは、届いたときに

しばらく立たせておいて、じょじょに斜めにして横にする。

そうすることによって、輸送により舞い上がったオリを

下に落ち着かせて、じょじょに斜めにすることによって

底の一点に集め、クリアな状態で楽しめるようにしていた。

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時間がある時などは、もう一度立たせるところから始めて

もっと底の一点に集めるなんてこともしていた。
(ブログを始める前は、時間がたくさんあったので。)

一部屋をカーヴにしているので、100本くらい一度に届いたって

一度すべてを立たせておく場所はある。

御預かりワインの総数が200本、300本になっても余裕だった。

今思えば、そういった点において贅沢な店であったとおもう。


そんな風にして落ち着かせて、すぐに楽しめる準備万端なワイン達も

すべて箱詰めしてしまった。

お店のワインではないけれど、すでに愛着が。。。

でも、それらも遠くに輸送されていく。

どんなにそぉ〜とトラックに積んだって、何百キロと揺られるのである。


とあるお方のワインは、目的地に到着後

ただそのまま、湿度と温度だけは管理された部屋で

寝かされたままただ保管される、と思われる。

変なところに置いておく訳では決してないので

ワインが変質したり、劣化したりなんてことはないと思う。

ただ、すぐに楽しめる状態であったワインが

全体にオリが舞い、揺れによって当分の間は苛立ったものになるだろう。


いつ、誰が手をかけるのか分からないため

立てて送る訳にはいかない。

横の状態のワインは、当たり前だが

横にしたときに下になってる部分にオリが沈む。

しばらく置いて、落ち着いたようであったとしても

その実、すぐには楽しめない状態なのである。


あぁ、さびしい。。せっかくあんなにクリアで艶やかなのに。。


ヴュー ロジが、ぜーんぶボッコボコに壊されて

お好み焼き屋さんになることより

今までここにいたワイン達が、どういう風に運ばれて

その後どう管理されるのか。それが心配なのヨ。。


お店のワインの中には

マダムルフレーブに直接会ったとき

このヴィンテージを買っておきなさい。と言われて買ったワインもある。

オリヴィエ フンブレヒト氏に、この畑のこの葡萄のを買っとけ、

そう言われて買ったワインもある。

普通でいい。変な管理をしなければ、最高の美味しさが保証されている。

だって、素晴しいメーカーの

造ってる本人が良いって言ったワインなんだもの。

確かに、本当に美味しかった。

いつか誰かに。

ちゃんと本来の美味しさそのままを、楽しんでもらいたいな。


ルフレーヴのモンラッシェのマグナムは、やはりないらしい。

生産量の少なさから考えれば、納得である。

レギュラーボトルでさえ、日本の正規代理店に年4〜5本しか入らないとのこと。


造り手は違うが、フェヴレイのミュージニーは、もっと少ない。

そのミュージニーを買えたという方を

大阪では一人、存じ上げているが

年間の取引量が、ン千万円以上の方であった。。


うちみたいな取引量では、買えなくて当たり前。

モンラッシェがなくたって、それ以外のマグナムを買えただけ

すごいな〜と思う。


ああ、それらが散り散りになるなんていやだ...

すべてのアイテムを並べてみると

年号のシールやラベルの貼る位置がばらばらである。

マグナムはきっと、一本一本手で貼っているのだろう。

ピリニーにおけるビオディナミの先駆的存在であるルフレーヴ。

でもラベルは手で貼る。

次々と新たなことに挑戦していく革新さと、アナログな手作業。

あぁ、なんかフランスっぽい。

ラベルを眺めているだけで、愛おしさがつのる。


店の在庫ワインは、ルフレーヴ以外にも

DRCのワインや、古いメドック格付け1級のものだってある。

けれども、名残惜しくて後ろ髪引かれまくるのは、ルフレーヴである。

まとまった額を工面して、買ったときのこと。

マグナムを飲んだのは、ワイン会の一度きりだったけど

レギュラーボトルは、色々と飲んできたし、飲ませてもらっていた。

ヴュー ロジを閉める直前にも、飲ませて頂いた。
             (Yさん、ありがとうございました。)

そんな、美味しくて感激した思い出がいくつもある。

こういうのを、思い入れがあると言うのだろうな。。

あぁ、そんなこんなで地下にばっかりいます。



P.S.
しみじみと眺めていると...

バタールだけ、アルコール度数が14%で、その他は13.5%の表記である。

バタール、リッチだもんね。でも、細かい〜〜。^^

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あれ...フォラティエールが、レ フォラティエールになってる...。

なんで定冠詞つけることにしたんだろぅ?

でもまあ、なんでも可愛いけどね。

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離ればなれになる、ワイン達。

一人在庫チェックをしながら、記念にパチリ。。

え、暗いって?^^;


いつも、これからも、傍にいるものだと。

これからまた、長い時間が経った後、飲み頃になって美しい色あいになって

私たちを楽しませてくれると、なんとなく勝手に思っていた。。;;


現実は厳しい。


ブルゴーニュの偉大な造り手たちの素晴しいワインは

もちろん、若くしてすぐに楽しめるものもあるけれど

良い畑のものの、ある程度の熟成を経た良さというのは格別である。

そんな風に、素晴しきワインが本来の実力を発揮できるまで

カーヴで何年も寝かし、そしてみなさまに楽しんでもらえたら、と買ってきた。

その期間、売れないワインを抱えることとなるが

そういった要素を踏まえながら、ビジネスにできる器量はなかった。。


今の時代、造り手達がすぐにリリースできるワインを造る傾向にある、と思う。

「すぐにリリースできる」というのは

造ってすぐに、ある程度の味にまとめて、飲めるようにしたワインである。

熟成させて、うんぬん...などとは、逆の世界の話である。

それがすべて悪い訳ではなくて、もちろん良い時だってある。

でも...なんかちょっと...味けないのだ。。

遊びがないのである。。


はい、葡萄造って〜、はい、醸して〜、はい、ビン詰めして出荷!

輸入元から、はい、酒屋さん〜、レストラン〜、はい、テーブルへ!


そういったことは、お祭りのヴァン ヌーヴォーがあるじゃーないか。。

でもレストランとしては、仕入れて、すぐ売って、また仕入れてって

回転させて、より利益を上げなければどうしようもないことだってある。

理想があって、やりたいことだけをやっていると

こういった結果を招く...招きやすくなるのだろう。。
 (やっぱりそうじゃなくて、私達の器量の問題かな。。?)



数年前、ルフレーヴのマグナムの会をしたことがある。

ルフレーヴのマグナムは、日本の正規代理店に、年、数本だけ入る(らしい)。

そんなある意味、偉大な造り手のレアアイテムを楽しんでみませんか?

そういった会を企画したが、さっぱりであった。。

その理由はきっと、第一に、モンラッシェがないことだった。

シュヴァリエ、バタール、ビアンヴニュ

ピュセル、フォラティエール、コンヴェット、クラヴァイオンはあったけれど。。


ルフレーヴのモンラッシェは、僅か0.1ヘクタールにも満たない区画で

樽で言えば、1樽から1樽半しかない。

それだけしかないものを、そもそもマグナムに詰めているのか...?

詰めていたとしても、ごくごく限られた人の手に渡るのであろう。

そんなモンラッシェを揃えることができたのならば。。

こんな機会はないかもしれない、と状況は変わったのかもしれない。


そして第二の理由に、マグナムでなくノーマルボトルであれば

少々お高いが、手に入らないワインではないからだ。
        (もちろん、モンラッシェ以外の畑の話。)


別に今、オープティで飲み比べなくてもよい。

きっとみんなそう思ったのだろう。



あの時開けて以来、一度も、どの畑のものも

飲まずにじっと寝かせてきた。

なぜならあの時、予想以上に硬かったからである。。

困って、ざーっとデキャンタージュしてみたものの

多少味がでてきたように感じたのは、3日後だった!

身の縮こまる思いで、マグナムボトルの熟成のゆるやかさを

感じたものでした。。


厳格そうなマダムルフレーヴが

つんっ!とそっぽを向いたような味。あの時は、そうだった。

今はどうだろうか。

見返り美人くらいには、なっているのかもしれない。


来るべきときに、誰かが美味しく楽しんでくれることを願うばかりである。

みんな、バイバイ。

買い取る資本がない自分がうらめしいヨ。

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さて、今日も元気にワイン整理の続きを、、、ちゃっちゃっと!

。。。それができれば、私も少しは成長したってものでしょう。。

たかだか店のワインは300本、

お客様の御預かりしているワインが350くらいなので

銘柄と数を確認して、動かしやすいように振り分けるだけなら

丸一日、もしくは二日あれば、充分できる内容の仕事なのですが...

それが、やっとのことで終わった、そのノロさの訳は...


ひっぱりだして、チェックをしながら

感慨にふけってしまうからである。。

「感慨にふける」などというと大げさなので

様は、、、

「あの時、これ飲んだなー。今どんな風に変わってるんだろ?」

とか

「ずいぶんクリアで、艶やかになってきたなー。美味しそう!」

とか

「あー、このワイン、美味しいんだけど、合わせる料理が少なくて。。
 でも、他にどんな料理だと楽しめるかなー」

とか

「昔飲んだ時は、バッシバシに堅くて、飲めたもんじゃなかったけど
 今なら飲めるのかなー?」

とか

「フィルターかけてビン詰めされてるはずなのに
 けっこうオリが多いなー」

とか

「あれー?ちょっと液面さがりすぎかも。大丈夫かな。」

とか、、、書いてるときりがないのですが

そんなことを、地下カーヴに一人こもって考えながらやっていると

さーーっぱり仕事が進まぬのでございます。


もう長い間、何十回と在庫チェックしてきた

手に馴染んだワイン達を、もう数えることもないのだ、と

ちょっぴり寂しい気持ちの私とは対照的に

カーヴの隣の部屋では、ヴュー ロジの次に、お店に入られる方達が

部屋の測量に来てらっしゃって、楽しそうな笑い声が聞こえてくる。


ヴュー ロジが終わり、2年間のほとんどの時間を過した

愛着のあるこの店を、ボッコボコに壊されてしまうのは

せつなくて、お腹がキュー!となる気持ちである。。;;

でも、それもこれも、私達の努力が足りなかったのだと

もうこんな気持ちはたくさんだと

これから先は、もっともっと頑張ろう!と強く思いながら

ワイン整理なんてしてるから、進まない進まない。^^:



胴回りが太くて、サーヴィスしずらいし、保管もしずらい

プリューレ ロックのワイン達。

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クロ デ コルヴェ だけではなくて

レ スーショ や オート マジエール、クロ ド ヴージョも。

どれも、熟成したときのあの妖艶な香り。

艶やかであり、魅惑的で官能的。

そして野暮ったさはなく、しなやかな伸びやかさがあるのである。

料理がなくとも、それだけで楽しめるワインであったと思う。



フェヴレイの1993年と1994年。

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ラベルの字体が、ゴシックから明朝系に変わっている。

字もちょっと小さめ。ちょっと都会的かも。

ゴールドのシールの中には

93年は「フィルターなしで、手でビン詰め」と書いてあるけれど

94年は「フィルターなしでビン詰め」となっている。

94年から、機械でビン詰めにしたのか、

どちらも特級畑とはいえ、シャルムとマジで、詰め方変えてるとか?
                     (それはないかー^^)


カーヴで見つけた、こんなちっちゃなことを書いているときりがなーい!

また今度にします。



え、別にいいって?^^


先程12時を回り、19日となりました。ヴァン ヌーヴォー解禁です!

私どもは毎年、輸入会社さんや酒屋さんから

ボジョレー ヌーヴォーを買うのですが

ここ何年かは、スーパーやコンビニでも

ボジョレー ヌーヴォーを売っていますよね。

いつもは見るだけなのですが、日付が変わると共に

近くのコンビニで買ってしまいました!

何時間か後には、予約したボジョレー ヌーヴォーが届くというのに。。

今年って、スッバラしいと聞いているので、ついつい、です。

ついつい飲みたくて、足が勝手に動いた、という感じです。...^^


コンビニにあったのは、ジョルジュ デュブッフのヴィラージュでした。

開けてみます。

色調は例年どうり、紫がかった濃い赤で

外観は、透明感のある澄んだ印象で、艶やかです。

香りは、まだ固めのバナナの香りを中心に

そこから、スグリのジャムや、ドライフルーツのワイン煮を思い出させるような

スパイスっぽさも感じます。

そういった香りを感じさせながら、全体的にうまくまとまっており

品さえ感じさせるほど、野暮ったさがありません。

花が咲き誇っている、そんな光景が頭に浮かぶほど

グラスから香りがこぼれ落ちます。あふれんばかりの香りで、勢いを感じます。

味わう前から、デュブッフ氏が目指す

「一口飲むだけで、心が躍りだすような楽しいワイン」

になっている、と思わせます。

味わいは、アルコリックなことなく、少し渋みもあって

ちゃんと「ワイン」だ、と思わせます。

アルコール入り葡萄ジュースではありません。


まだ、他の造り手さんのものを飲んでいませんので

こう!とは言えませんが、やっぱり今年ってスッバラしいのかも。。

真夜中に、シェフが作ってくれたカレーを食べながら

酔っぱらってしまうと、もう眠たくてダメです。

ボジョレーのことは、また書きます。おやすみなさい=

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いよいよ4日後にせまった、ボジョレーヌーボー解禁日ですが

今回の当店のお薦めは、4種類のボトルに決定しました。

4種、すべてヴィラージュもので、造り手が

・ルロワ
・ルイ ジャド
・アンリ フェッシー
・ジョルジュ デュ ブッフ      です。


マダム ルロワの造るボジョレー ヌーボーは

完全主義者と言われているマダムならではの

手を抜かないしっかりとした造りで

例年「ヌーボーを超えたヌーボー」などと評されるように

高い品質で大変人気です。

それゆえお値段が高めなのですが、是非お味をみていただきたい一本です。


ルイ ジャドは言わずと知れた、ブルゴーニュの名門老舗生産者です。

いつも安定した質で、安心して飲める、という印象があります。

ルイ ジャドは、新酒であっても果実実だけを楽しむのではなく

もっと深い味わいを出すために、ヌーボーとしては非常に長く

醸造時間をかけます。

けれども、その他、例えば特定の香りを強調するための

温度コントロールなどはせずに、自然に近い状態で造っています。

ゆえにその味わいは、素直で深みがあり、厚みのあるワインとなります。

造り手さんによると、2009年は「驚くほどよい喉越しになる」とのことです。


アンリ フェッシーは、1888年創業以来、ボジョレーの地で

6世代にわたって葡萄栽培を営んでいる、伝統ある造り手です。

造りだすボジョレー ヌーボーは、スタンダードのヴィラージュとは別に

「先祖代々が造り飲んでいたワイン」をイメージした

「トラディッション」を1992年から生産しています。

こちらは、古木(樹齢50年以上)の最良の畑で、よく熟した葡萄を用い

高めの温度で長めに醸して造るために、スタンダードのヴィラージュに比べて

より濃厚な、品のあるワインに仕上がります。

今回はもちろん「トラディッション」を準備いたします。


そして、ジョルジュ デュブッフ氏。

「たった一代で、ボジョレーの素朴なワインを
 はつらつとした、生気あふれる世界のワインにまで磨きあげた偉才」

「ボジョレーの帝王」

などと評される、超有名どころのヴィラージュも準備いたします。


デュブッフ氏が理想とするワインは

「一口飲むだけで心が躍りだすような楽しいワイン」。

そんな、心ウキウキさせてくれるワインを

仕事帰りに軽く一杯ひっかけるなんて、いかがしょうか。

みなさま、来てね=^^


昨日、ボジョレー ヌーヴォーについて少し書きましたが

今年の出来は、とても良かったようですね!^^

毎年解禁を前にして、その年の出来についてアレコレと聞くのですが

今の仕事を始めたときから、例年、「今年も良い」といった印象です。。

逆に「あんまり......良くない......。」などは、聞いた事がありません。

それはきっと、夏暑くて乾燥していれば

ある程度のワインができてくるから、と思います。

ここ数年は、温暖化の影響もあり、安定しているのかもしれません。

ただ......。

今年は飛び抜けて素晴しいようです!

2005年より偉大な年!と、多くの生産者の方がおっしゃっているようですし

ジョルジュ デュブッフ氏は「人生で最高のヴィンテージ!」と

絶賛されていたと聞きます。

そんな今年のボジョレー ヌーヴォー。例年より、グッと楽しみですね♡

お試しの一杯を、ぜひ ヴュー ロジで。。^^


今年もあっという間に、11月も半ばに向おうとしておりますが

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

なんとなく、年末に向けてのアレコレを考えはじめるそんな頃

11月の第3木曜日、今年は11月19日に

ボジョレー ヌーヴォーが解禁されます。


今年収穫された葡萄から、造られた新酒が世の中に出回るのは

フランス、ボジョレー村のワインに限られたことではなく

さまざまな地区から、新酒はリリースされています。

ただ、シェフ船橋に聞いたところによると

昔々イギリスの貴族が、海からも遠く、又、河で海につながっているわけでもない

ブルゴーニュ地方の高貴な葡萄品種のワインを
(ガメイは昔、高貴品種だったそうです。)

お金をかけ、手間ひまをかけて運び、それを贅沢として

「フランスの遠〜いところから来た、出来たての新酒を楽しむ」ということを

行っていた、そうです。

そういったことから今でも

ヴァン ヌーヴォーというとボジョレーが有名なのかな?と思います。


ヴァン ヌーヴォーは

A.O.C.(原産地統制名称)法にもとずき、厳しい規定に準じたもので

販売を許可されているものは、広大なフランスから考えると

わずかにも思えます。

vin nouveau2901.JPG

A.O.C.の条件は、生産地域から、品種、最低アルコール度数に

最大収穫量、栽培法、剪定方法、醸造法、熟成条件...など

細かな厳しい規則があるので、そうなるのかな?と思います。


ただ、例えば、ラベルに「ボルドー ヌーヴォー」と書いておらずとも

ヴァン ド ターブルで、中身がボルドー ヌーヴォーのものはあると思います。


そんなヴァン ヌーヴォーが解禁される19日には

数種類の、やはりボジョレー ヌーヴォーを

グラスで楽しめるように準備いたします。

まずはやっぱり「ボジョレーの帝王」と呼ばれてらっしゃる

ジョルジュ デュブッフと

ルロワのボジョレーも面白いかも?などと考えています。


これらのワインのお供には、最近気に入って買って来ております

岩手の殻付き牡蠣 5種盛りや

海老パイ、カニパイ、帆立パイの3種盛り、

犬鳴豚のローストなどがお薦めです。


料理は特にコース仕立てにはしませんので

あれこれ飲んで、つまんでといった身軽な形式で楽しんでもらえたら、と

思っております。

ヴァン ヌーヴォーは、ちょっとしたお祭りみたいなものですから☆

みなさま、ふるってお出掛けくださいませ=^^


早いもので、先週末の10月25日に

ヴュー ロジとして、二周年を迎えることができました。

いつもお出かけ下さる、みなさまのお陰でございます。

本当に、ありがとうございます。


その25日を含む三日間、スペシャルメニューを準備しておりましたが

ずいぶんとお時間を頂戴しましたり

料理構成のバランスが悪かったりと
(魚料理に、メインのようなボリュームがあるのに対して
 次の肉料理がとてもこじんまりとした量でした。すみません。。)

至らぬ点が多々ございました。申し訳ありませんでした。

今後は、それらの点を改善できるよう努力いたしますので

みなさまどうぞ、これからもよろしくお願いします。


その二周年記念メニューの中で、前菜の料理が

「サーモンと平目のスピラル、レモンと胡椒をきかせたクリームソースで」でした。

2ans2695.JPGのサムネール画像

平目とサーモンを

ワインビネガー、レモン汁、スモークをかけたオイル、エシャロットなどでマリネし

様々なハーヴでアクセントをつけ、ロール状に巻いたもので

ソースは、生クリームにたっぷりのレモン汁を合わせ

ピンク&ブラックペッパーで香りを付けたものでした。


さて、この料理にはどういったワインを合わせようか...と考えるに

まず、ロールになった魚は、非常に繊細な味のバランスを保っており

全体にレモンをたっぷり使っているので

甘口や半甘口は、すっぱさだけが強調されやすいので、まずはずしました。

では辛口のワインで、じゃあ何か...と思いをめぐらすに

シャンパーニュなら、まず ブラン ド ブラン。

もしくは黒葡萄のものでも、リュイナールのような

黒葡萄のふくよかさがでてるものではなく

またシェリーを思い出させるような香りのないもの。

全体的なイメージは、厚みはあって、複雑味があったとしても

クリーンで素直な印象のものがよいかも...と思いました。


また白ワインなら、ピュリニー モンラッシェ村やシャブリなどの

キレる辛口がよいかなぁと思いました。

それとは逆に、ミュルソー村のものなどだと

樽のニュアンスが強く出ていることがあり

レモンの酸味やハーヴと難しいかな...などと思ったりしました。
(ただ、例えば、スモークサーモンにはプイィ フュメがよい、という
 考えの方もおられるので、また一概に物は言えません。。
 私は、バッチリ塩の効いたスモークサーモンには
 シャンパーニュが好きだな♪と思いますので...)


とあるお客様が、自身でお持ちのワインの中で

1999 Puligny-Montrachet Clos de la Mouchere   JEAN-BOILLOT&Fils

1995 Meursault l'Ormeau    Alain COCHE-BIZOUARD

1996 Chassagne-Montrachet Morgeot   JEAN NOEL GAGNARD

上記の三本の中だとどれがよいか、とおっしゃったので

私は、今まで書いたような理由から

ジャン ボアイヨのピュリニーをお薦めしました。

が......

お客様には、レモンがこれだけ効いてると、ワインと合わせられへんわー

と言われました。。

すみません。。。

こちらのお客様は、よい畑のブラン ド ブラン シャンパーニュもお持ちでしたので

こちらなら、ひねたところのない素直な印象を持ちつつ

しっかりとした厚みや余韻があるので

スピラルのレモンの酸や、ハーヴの香りを

うまく包み込んで、全体的にまとめてくれたのかも...などと思い

反省しております。すみません。。。

この料理は、アラン パッサー氏が「ル カルトン」で出していた料理ですので

当時、その店のワイン担当の方は

どういったワインを薦められていたのか...と、とても知りたいです。


料理とワインの合わせ方は、これっ!という一つの道があるわけではなく

これも良いし、あれも良い、といった多様性をもったものであります。

また、なによりもまず、合わせる方の好みにより

まったく違った方向になることもありますので

頭を柔らかくして、柔軟に対応しなければ、と思っています。

これからも、精進します。><


「あなたが知っているアルザスワインの造り手は?」

そうワイン好きの方に問うたとしたら

多くの方の答えの中に、この造り手があると思います。


Trimbach / トリンバック


1626年創業の老舗であり

今では、14ヘクタールの自社畑生産ワインにプラスして

近隣の優秀な栽培農家から葡萄を購入し

年間生産量8万ケースの、アルザス一大ドメーヌです。

また、クロ サンチューヌの造り手として、有名なのかもしれません。

「アルザスのロマネ コンティ」などと表現されもするクロ サンチューヌは

アルザス地方を代表するリースリングワインだと思います。


先日、ヴュー ロジのアルザス料理週間の期間中

とあるお客様が、自身でお持ちのワインと

シェフの料理を楽しまれていました。

そのワインは、本当に、本当に素晴しくて

目からウロコがぽろぽろ落ちるような驚きと、感動を与えてくれるものでした。

そのワインは、トリンバックの

1988 Gewurztraminer Cuvée des Seigneurs de Ribeaupierre でした。

trimbach2.JPG

何に驚いたかと言いますと

気品を兼ね備えた、ゴージャスでグラマラスな豊かな香りを持ちながら

味わいは、かなりキレる辛口なのです。

香りだけの印象からは

きっと、ある程度の甘さがあり、熟成したワインとはいえ

粘性も強いだろうと思ってしまうのですが

キリリとして、スッと口の中に広がるしなやかさを持った

厚みのある辛口でした。


「香りから想像する味わい」と「実際の味わい」の高低差の激しい、

とても楽しい経験でした。


ヴァンダンジュ タルティヴ や セレクション グラン ノーブルでなければ

スペシャル キュヴェであろうと、きっちり辛口で仕上げてくる。

料理と合わせることを念頭に置いた、トリンバックらしさ。

本当に素晴しかった。


ゲヴェルツトラミナーの香りを表現するとき

「ライチ」や「白いバラ」などで例えられることがあると思いますが

この時、このワインには、ライチも白いバラの香りもないように思いました。
(そもそも白いバラの香りが分かりにくいので
 花屋さんで確認しないといけません。><)


この時はとてもリッチな印象で、すももを放置していたら

それがかなり熟れてきて、皮を剥いたら香りがあふれてくる、

そんな熟れたすももを思い出させるような香り。

それとカリンでしょうか。

ずっと以前、オー プティ コントワー時代に

デザートでカリンのスープをお出ししたことがあったのですが

あのカリンのスープを思い出させる、そんなニュアンスも感じます。


香りのイメージは、木の実ナナさんや森公美子さん ♪

ゴージャスで豊かで、明るくて、人懐っこい印象。

味わいのイメージは、伊東美咲さんや大塚寧々さん。

上品で背筋がピンとしていて、着飾っていなくても美しさを感じさせるような印象。


森公美子さんだと思って話しかけたら、伊東美咲さんで驚いた!

今日はそんなお話。^^


P.S.トリンバック社のユベールさんと。大阪にいらっしゃった時に。
  trimbach.JPGのサムネール画像
  私のつたなすぎるフランス語に耳を傾け
  質問に丁寧に答えて下さった紳士でした。
  きちんと理解できなくて、とても残念に思ったことを思い出します。

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