みなさま、こんばんは。住田です。^^
今日は風の強い一日で、気温もあまり上がらず寒が戻ったようでしたね。
先週末も急に強い雨が降ったり、カラリと晴れてみたり
なんだか、きまぐれな春のお天気でしたが
三連休のなかび、ヴュー ロジでは
生駒にあるワインショップのサン ヴァンサン主催で
コルトンのワイン会が行われました。
白ワインが6本と赤ワインが2本の、下記のラインナップでした。
2003 Corton-Charlemagne Michel JUILLOT
1994 Corton-Charlemagne BONNEAU du MARTRAY
1992 Corton-Charlemagne Michel JUILLOT
1989 Corton-Charlemagne Michel JUILLOT
1988 Corton-Charlemagne Louis LATOUR
1982 Corton-Charlemagne TOLLOT-BEAUT
1985 Corton Grancey Louis LATOUR
1972 Corton Grancey Louis LATOUR
上の写真の右2本のワインは、追加のものです。^^
こちらのワインと楽しめる料理を、シェフ船橋が考えました。
さまざまなワインと、どういった料理が合うのか。
そう考えながら食事を楽しむとき
色々試してみたいなぁ ♪と思われる方も、多いと思います。
ゆえに、この日のアミューズ-ブーシュは
前菜の盛り合せのような、小さいポーションでいくつかの品を楽しんで頂きました。
*徳島産 トコブシのステーキ
*ノルウェーサーモンのウイキョウのマリネ
*サバのスモーク
*豚バラ肉のコンフィ
*鴨モモ肉のコンフィ
普段の船橋の料理は、一皿づつしっかりとしたボリュームがあります。
それは、様々な付け合せと、魚や肉とのかけあいを楽しんでいただくためでもありますし
魚や肉をローストやポアレで火入れしていくときに
小さい塊よりは、大きな塊で焼いた方が美味しいからだと思っていると
私は思います。
ただ、ワイン会で、様々な方々にお集まりいただき
またそれぞれの方の味の趣向が分からないときなどは
こういった盛り合せも楽しいのではないかと思います。
そして、前菜が
*長崎産 ホワイトアスパラガスの茹でたてに、オランデーズソース です。
(ソースは別出ししまして、写真を撮り忘れました。すみません。。)
しっかりとした太さのアスパラガスです。
オランデーズソースは、エシャロットを白ワインなどで煮込んで
その液体と卵黄を、泡立てるように空気を含ませ
そこに、澄ましバターを合わせていったソースです。
空気を含ませる、と言いましても、カプチーノのような泡ではなく
ぽってりとした、濃密なものです。
けれども口あたりは決して重くない、味わい深いソースです。
瑞々しく、ジューシーなアスパラガスの優しい甘みと
山菜の木の芽のような香りに
ふんわりと、まろやかな酸味をもったオランデーズソース♡
シンプルな料理ですが、奥深い味わいです。
同じく懐の深さもあり、ミネラルのニュアンスも持ち合わせた
コルトン-シャルルマーニュと楽しいのではないか、と思うのです。^^
次の魚料理が
*白甘鯛とホタテ貝のポアレ、生のホワイトアスパラガスのマリネと共に です。
この日に使ったアスパラガスは
変なくせや、苦みがまったくない美味しいものでしたので
生で削ぎ切りにして、トマトやレモンでマリネしました。
そして、ふっくらとろりとした白甘鯛のポアレを上にのせて
ほぐして、アスパラガスとすこし和えるようにして、召し上がって頂きました。
付け合せのアスパラガスは、冷たくはないけれども
温かくもない状態のものですので、少し、サラダ感覚の魚料理になります。
コルトン-シャルルマーニュのキレのよさに
生のアスパラガスのシャキシャキとした歯触りと
白甘鯛のオイリーさで、優しい口当たりにした、トマトやレモンの爽やかさを合わせました。
そして、お肉料理は
*熊本牛のリブロースの網焼き です。
お肉は3.5cmの厚みに切って焼きました。
表面を網目に焼いてから、高い温度設定のオーブンにいれます。
ステーキでも、ローストでもないこのやり方で
不必要な脂を落としながら焼いていきます。
このお肉は以前に使って、素晴しいことが分かっていましたし
霜降り肉で、脂はしっかりありますが
ルイ ラトゥールのコルトンなら、酸味はきちんとあるだろうから
お肉の脂に疲れることなく、どちらも楽しめると考えました。
今回のワイン会は、「コルトン」という統一性のあるもので
それぞれのワインの方向性がばらばらのワイン会のときよりも
合わせる料理は考えやすいのではないか、と思っておりました。
けれども、「コルトン」という、洗練された、滋味深い、複雑味のある
完成度の高いワインを前にすると、料理もおのずと
素晴しい食材を使った完成度の高いもので勝負したくなるのが料理人の常で
シェフ船橋も色々と考え、悩んだ末のコ−ス内容でした。
この日のワイン会にお越し下さった方々が
満足して岐路につかれたことを願うばかりです。^^